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【施工して学んだこと】芝生から人工芝へのメリットとは?張り替え方法も簡単にご紹介
2021.06.2
外構・エクステリア
こんにちは。
広報・マーケティング兼ライター、時々デザイナーのS氏です。
前回は、実際に施工した『芝生から人工芝へ大変身』について書かせていただきました。
さて今回は、詳しいメリットや芝生から人工芝への張り替え方についてご紹介いたします。
人工芝にするメリット
芝生から人工芝へ変更させると、芝生とはまた違ったメリットが生まれます。
天然芝と違って人工芝は草が生長することもないので、手入れをして腰に負担をかけるということがありません。
さらに、季節関係なく長い年月で綺麗な緑色、状態を保ちます。
丈夫なものであれば約10年で交換となります。
天然芝のように雑草処理や除草剤での処理、肥料などでの整備が不要となります。
そのため、天然芝より管理が簡単にできます。
庭や玄関前など、場所や大きさに関係なく幅広い用途に使用することができます。
天然芝と違って導入後の経費が必要ないので、とても経済的でしょう。
デメリットとしては、雑草処理や肥料などの費用はかかりませんが、専用資材などが必要となります。
綺麗な状態を保ちますが、季節感はなく同じ景観になってしまうので味気無さが伝わります。
このようにメリットとデメリットが分かれば、天然芝のままにしておくのか、人工芝を施すのか決め手になるでしょう。
芝生から人工芝への張り替え方法
次に、芝生から人工芝への張り替え方法についてご説明いたします。
鋤簾(ジョレン)やスコップで剥がしたり、しんどいですが手でめくるという方法もあります。
最初の段階からかなり労力を費やすことでしょう。
天然芝が少しでも残ってしまうと、転圧が良くならなかったり、残った天然芝が枯れて下地がへこんでしまうため、施工後の仕上がりがデコボコになることもあります。
天然芝を剥がした後は土をならしていきます。
それが終わったら、ダンパーやかかとで転圧(地面を固める)していきます。
また、ならしている途中で天然芝が顔を出していたら、都度廃棄するようにしましょう。
土はふわふわで柔らかくなりやすく、下地が固まり切らないためこの作業は繰り返し行います。
土を平らにならした後は、下地材を撒いてトンボを使用して平らにしていきます。
天然芝から人工芝に張り替える際は、下地材を使わないといけません。
なぜなら、下地を硬く平らに仕上げることが難しいのです。
下地をならした後は、地面に圧力をかけて転圧をしていきます。
これだけ転圧を繰り返す理由は、人工芝を綺麗に仕上げて長持ちをさせるため。
転圧がしっかりできているかどうかで、仕上がりの質は変わりますので、大変な作業となります。
下地を仕上げた後は、雑草が生えてこないように防草シートを敷いて対策します。
ズレることがないように、U字釘で固定します。
多くの方は
と思われるでしょう。
ところが、風で種が飛んできたり、衣類や動物の体にくっついた種が落ちてしまって、雑草が生長してしまうことがあります。
そのため、防草シートで日光を遮断しないといけません。
防草シートを敷いたら、人工芝を敷いていきます。
本番の前にイメージしながら必ず仮敷きをして、長さなどの調整をしっかりするようにしましょう。
人工芝を敷く時は外周をU字釘で固定します。
U字釘を打ち込む時は、打ち方を間違えてしまうと釘が目立ってしまう可能性があるので注意が必要です。
人工芝を敷き終えたら天然芝の廃棄です。
剥がした天然芝の廃棄については、各地域によって異なりますので、調べてから廃棄するようにしましょう。
最後はゴミを撤去して完成となります。
まとめ
いかがでしたか?
天然芝から人工芝へのメリット、張り替え方法は以上となります。
もし張り替えをご検討の方は、じっくり考えてからにしましょう。
DIYでもできますが、少しでもズレたり長さが違ったりすると、修正するのに時間と労力がかかります。
慎重にご検討ください。