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【お家を守るための境界線】塀の高さやメリット、フェンスとの違いとは

2020.07.22

外構・エクステリア

塀ってね、お家を守るという重大な役割をしてるんやってー

へぇー、めっちゃ大事やーん。

塀の役割は隣家や道路との境界線を張るだけのものだと思われがち。
実は高さ素材土の状態などにこだわっています。
そのため、予算も想像以上にかかることもあるので、塀をご依頼の際は慎重に考えましょう。

何のために必要なのか?日当たりは大丈夫なのかなど。

ところで、メリットやデメリット、フェンスとの違いはご存知でしょうか。
塀があるお家は崩れないし、防犯対策にもなるし最強じゃん!メリットだらけじゃん!なんてお思いの方も少なからずいるでしょう。

新築をお考えの皆さんは必見!

ぜひ、最後までお読みください。

塀とは

隣家や道路との境界線に建てられた壁のようなもので、家を守るという重大な役割がある
塀はコンクリートやブロックなどを固めて隙間がないもの
英語でフェンス(fence)

英語でフェンスと読みますが、この2つは別物としています。
フェンスはエクステリアを良く魅せるための囲い(平板の目隠しフェンスなど)です。

なお、垣は外から見える隙間があるものをいいます。

これらの違いを知っておくと、ご依頼の時はとてもスムーズでしょう。

隣との境界線と基礎

塀や壁は隣家や道路との境界線のため、基礎となるものが重要になります。

基本的に境の角には境界杭や鋲といった目印があり、そこを基本に塀やフェンスを建てていきます。
塀を建てる際は、お隣との境界を確認することも大事です。

基礎が大事

ブロック塀や壁は大変負荷がかかるので、基礎が重要になってきます。
基礎は壁の高さや土の状態土からかかる圧力具合などで大きさが変わるのです。

実は、土地の高低差も重要にです。
道路から建物が建っている位置がすごく高いと、ブロック塀や擁壁を造ったり、地面を掘ったりして敷地全体を使いやすいようにしていきます。
隣地との高さ関係から、ブロックの高さやフェンスの高さを考慮する必要があります。

また、玄関までのアプローチに階段を設けたり、自転車や車いす用のスロープに手すりを付けるとそのお家の環境の良さが出てくるでしょう。

舗装する場所は水勾配が必要なので、水がたまらないように傾斜をつけたり。

家族構成や導線を考えて、立地条件を利用したデザインを考えていくのも基礎となります。

塀や壁を建てるのであれば、こういった基礎についても頭に入れておきましょう。

塀や壁材の種類はいっぱい

塀や壁を建てようと考えている時、どんなデザインでどんな素材を使おうか悩みますよね?
その素材で用途は変わってしまうので、慎重に考えてみてください。

コンクリート、化粧ブロック

コンクリートブロックには、灰色っぽい一般のコンクリートブロックと、様々な色や意匠を持った化粧ブロックがあります。
一般のコンクリートブロックより化粧ブロックの方が値段が高く、用途によってブロックの厚さも変わります。

RC擁壁(コンクリート打ちっぱなし)

強度が高めで無機質な味が人気のコンクリートで、近未来モダンなお家によく合います。
コンクリートといえば打ちっぱなしと言われるほど、定番の素材となります。

塗壁

基本的には通常のコンクリートブロックで塀を建てて、その上から塗料で仕上げていきます。
そのため、通常のコンクリートブロックよりは値段が高くなってしまいますが、色や塗り方で雰囲気を変えることができるのでお客様にも人気です。

塀や壁はお家の雰囲気や印象を変えるので、予算に合わせて慎重に選んでいきましょう。

メリットとデメリット

次に、塀や壁を建てるメリットとデメリットをご紹介いたします。

メリット

防犯、セキュリティ対策に良い

高さがあれば外部からの侵入も妨げられます。
隙間のない塀にすると、さらに防犯効果が高くなります。

プライバシー対策

外部からの視線を遮断し、ストレスフリーな生活を送ることができるでしょう。

台風などの災害に良い

小さな台風や強風などに耐えられるので、内外部への被害もなく守ってくれます。

DIYができる

ブロック塀を造る材料がホームセンターでも売っているので、要領が分かれば簡単にできます。

メンテナンスは不要

プロに任せると当然しっかりしたブロック塀となるので、メンテナンスは不要です。
ただし、定期的にチェックは必要となります。

デメリット

空き巣被害問題

外部の侵入を妨げる反面、塀を乗り越えて侵入されてしまうと、背が高いブロック塀だと外からは見えなくなり、犯罪防止が不可能になります。

地震被害問題

耐久性の高いブロック塀であれば、小さな地震は問題ありません。
ただし、大きな地震だと倒壊してしまう恐れが非常に高く、敷地内だけでなく外にも被害が生じてしまいます。

風通し問題

隙間がないと通気性や遮光性に問題が出てきます。
塀をある程度低くしたり、隙間を出して自然な環境を作ることをおすすめします。

圧迫感がある

隙間がない、塀が高すぎて窓を開けても外が見えないなどは圧迫感があって環境的にもよくありません。
穴あきブロックやガラスブロックなどをはめ込むだけで、圧迫感は軽減されます。

DIY問題

予算が抑えられるためご自宅で造られる方も多いですが、プロが造ったものよりはゆるくなってしまい、傾きやひび割れなども生じてしまいます。
そのため、内部だけでなく外部にも被害が出てしまうので、説明書をよく読んで造るようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?
塀や壁について少しでもお分かりいただけたでしょうか?

デザインが良いから、値段が安いから、などの安易な考えで塀を建てようと考えるのは良くありません。
予算が少々上回っても、通気性や遮光性、自然災害などの問題に直面することも十分に考えないといけません。

今後お考えの方は、ぜひ弊社までお問い合わせください。
いっしょに素敵な塀を建てていきましょう。

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