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【バリアフリーに配慮】スロープで高齢者も障害者もベビーカーも歩きやすく

2021.02.5

外構・エクステリア

両親のことも考えて、玄関前の階段をスロープに変えようかな・・・

今は階段だけやけど、スロープを検討中。二つある方がいいのかな?

こんにちは。
広報・マーケティング兼ライター、時々デザイナーのS氏です。

最近、足が弱くなってきた両親が歩いている姿を見ると、階段よりもスロープの方が良いのかな~?
足が弱くなる前に、足腰を鍛えるという意味で階段の方が良いのではないのか?
などを考えるようになりました。

今回はスロープについて書かせていただきます。
ご検討中の方も、そうでない方も、スロープのメリットを知れば施工したくなると思います。

スロープとは

車いすやベビーカー、カートなどの車輪付きの物を移動させることができる傾斜、傾斜した通路のこと
高齢者や松葉杖を使っている人、自転車などが通りやすいように設計されている

近年はバリアフリーへの意識が進んでおり、広場や駅前などの公共設備だけでなく、家の外構にも設けられているご家庭も増えてきました。

高齢者や障害者も利用しやすい建築を促進するハートビル法は、公共施設やビルなどはスロープの設置が義務付けられています。

スロープを設置するために

足が弱くなってしまった高齢者には、足を強くするためにもスロープより傾斜が緩くてステップに十分足が置ける幅のある階段が良い、ということもあります。
しかも、しっかりした手すりがついている階段が歩きやすいようです。
ところが、ご家族が、車いす生活になってしまうと玄関アプローチのスロープは必要になってきます。
出来ればスロープと階段の両方設置が望ましいところ・・・

手摺の取り付けなど補助金内での工事はもちろん、玄関までのスロープアプローチや駐車場からの動線など、生活スタイルの変化で色々な問題は出てきます。

スロープは10㎝の高低差を1.2~1.5mの長さで登れるようにすると安全です。
スロープ幅は90cm以上が必要となってきます。

そして、ペットにもスロープを設置することで、出入りが楽になるかもしれませんね。
足元が滑りにくい材料を使用して、歩きやすい環境にしましょう。

「転ばぬ先の杖」なんてことわざがあります。
転んでから杖を用意しても何の意味もないというように、将来のことを考えて玄関アプローチはスロープにするかなどをご検討いただければと思います。

メリットとデメリット

メリット

・段差がない
・車いすやベビーカーに優しい
・エクステリア映えがする

段差がないスロープは高齢者や障害者、ベビーカーを利用しているお父さんやお母さんにとって、優しい通路として活躍しています。
スロープとは?にも書きましたが、お家にも導入しているご家庭も増えてきました。
バリアフリーのためだけでなく、エクステリアデザインの映えポイントとして玄関アプローチだけでなく、実はお庭の一部をスロープにして隣には階段を付けていたりするお家も多いです。

デメリット

・広い敷地が必要

家と地面との高低差があって敷地が狭いと、急な坂のスロープになってしまいます。
そうなると、車いすやベビーカーがスピードを上げて下っていくのでかなり危険です。
広い敷地に緩やかな坂道のスロープを造るようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?
スロープは、私たちの生活の一部だと思います。
家の中や外構になくとも、公共道路や建物の中を歩けばバリアフリー対応のため、必然的に目にしているし利用もしているから。

家の玄関アプローチやお庭に導入したい!という方は、ご相談・お見積もりは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

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