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【地面に少しの傾斜】水勾配で雨や水撒きをしても水たまりができないようにする
2022.02.4
外構・エクステリア
こんにちは。
広報・マーケティング兼ライター、時々デザイナーのFloraみたいな女性になりたいS氏です。
2022年になってもう1ヶ月を過ぎようとしています。
来週はもう節分。
時の流れの早さに身を任せるしかありません。
さて、今回は敷地内の地面に関するお話。
水勾配(みずこうばい)
水勾配はお家を作る上で必要です。
水勾配(みずこうばい)とは
コンクリートやタイル、インターロッキングなどのアプローチや駐車場には必要不可欠
水勾配、つまり傾きをつける時は通常2~3%になります。
2%の場合は、3mにつき6㎝。
3%の場合は、3mにつき9㎝。
歩いたり水平に見えて傾斜を感じませんが、実は水勾配をつけている箇所はたくさんあるのです。
近年、雨量が多くなり、被害の遭っている地域が増えました。
そのため、以前の雨量で問題がなかった水勾配も、今は追いつかないほど。
コンクリート部分や玄関までのアプローチなどの、水たまりができている所を歩く時は、転んだりしないようにしてください。
水勾配のメリット
水勾配をつけることで、こんなメリットがあります。
水が傾斜に沿って流れていくので、水たまりができにくくなります。
水たまりができるとコンクリートやタイルなどで滑ってしまう恐れがあります。
傾斜で水が流れることで地面も乾きやすく、転倒などの事故防止になります。
水が溜まる箇所はカビや苔が生えやすく、見映えがとてつもなく悪いです。
水が流れていくことでカビや苔は生えにくく、お家も長持ちします。
梅雨時期にシロアリが発生するのは、湿気を好むからです。
雨が降っていなくても水撒きをされるお家もあるので、水勾配で湿気を増やさず、シロアリが寄って来ないようにしましょう。
冬に雨が降り水たまりができると、寒さで地面が凍ってしまいます。
すると滑って転んでしまう恐れがあるので、傾斜で水を流し地面を凍らないようにします。
平面地だと水たまりができ、自動車や自転車のタイヤで水が跳ねて濡れてしまいます。
しかし水が傾斜に沿って流れてくれれば水たまりもできないし、タイヤによって水が跳ねる心配もありません。
水たまりでコンクリートに錆びができ、クラックが入る恐れがあります。
水勾配をつければ、コンクリートの錆び防止にも繋がります。
水の流れる道を作ってあげて、お家を長持ちさせて快適な暮らしを送ってください。
まとめ
いかがでしたか、水勾配。
実はどのお家でも見えにくいですが、アプローチや駐車場に水勾配をつけています。
少しの傾斜で水は流れてくれるので、事故防止やお家を長持ちさせることができます。
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