堺で創業22年のエクステリア店

News

お知らせ

【バリアフリーに対応した外構】手すりを玄関アプローチに設置

2021.01.22

外構・エクステリア

将来のために、家にスロープや手すりを付けたいな・・・。

両親がだんだん足腰弱くなってきてるし、バリアフリーに対応しないと。

公共の建物や道路などにも、近年スロープや手すりを設置してバリアフリーに対応している地域が多くなりました。
そして、戸建住宅の外構でも。

こんにちは。
広報・マーケティング兼ライター、時々デザイナーのS氏です。

今回はバリアフリーに対応した素晴らしいアイテム、手すりについて書かせていただきます。
玄関アプローチに設置をご検討中の皆様には、ぜひ最後までご覧頂けたらと嬉しいです。

手すりとは

階段や橋、屋上やベランダ、窓や廊下などに取り付けており、人の落下を防いだり歩く人の補助に活用される柵状、または横木状のもの

階段やエスカレーター、スロープなど建築物だけでなく、ベッドなどの家具、電車や船舶エレベーターなど、あらゆる場所に設置していることも多いです。
手すりは、主に高齢者や障害者の方々が生活に支障がないように配慮として、バリアフリーの対応を行うために設置されています。

もちろん以外の方々も手すりがあることによって、生活の支障となる物理的な障害や事態から避けられるので、すごく便利なアイテムだと関心いたします。

外構工事となれば、階段やステップだけでなくスロープに設置されるご家庭が多いです。
玄関アプローチに設置しておくと、住人だけでなく客人も安心して利用できるのでおすすめのアイテムとなります。

メリットとデメリット

メリット

・高齢者や障害者の事故予防

トイレを利用している時や歩く、服を着替えるなどのちょっとした動作でバランスを崩して転倒をする恐れがあります。
手すりは事故防止をしてくれる役割を果たすので、安心・安全のバリアフリーアイテムです。

・生活のサポート

私たちも生活する上で、階段を上ったり歩いたりしている時にも自然と掴んでいることが多いと思います。
そうやって自然と生活のサポートをしてくれるので、身近な存在となっています。

・介護する方々への配慮

高齢者や障害者を介護される時、どうしても色んな障害にぶつかってしまい、負担がかかっていることも少なくはないです。
負担を軽減するために手すりを設置して、介護者への配慮を行い安心・安全に暮らすことができると思います。

デメリット

・施工費用の問題

せっかく施工するのであれば、デザイン性と機能性が優れている手すりを選びたい。
しかし、予算のことを考えると施工費だけでなく改修費など、さまざまな問題も増えていくでしょう。

介護保険を利用して給付金を施工費に使うこともできます。
費用を抑えたいという希望をお持ちの場合は、改修なしで使用できる簡易手すりをおすすめいたします。

手すりの素材・高さ・場所

手すりは生活のサポートをしてくれるアイテムです。
工事の際は必要とする場所、高さや握りやすさなどの確認が必要となります。

手すりの素材

手すりの素材は主に木、プラスチック、アルミ、ステンレスなどの様々な種類があります。
木製だと汚れにくさだったり、冬は冷たすぎず夏は熱くならないのが良くて、ステンレスだと錆びにくいので屋外に使用されることも多いです。
浴室などの水で濡れてしまう場合は樹脂がおすすめです。

滑り止め加工や防水加工を施されていたり、暗い場所でも見えやすいようにLED電球などの間接照明が施されている商品もあります。

手すりの高さ

高さは被介護者の身長や体重など、体形に合わせて設置する必要があります。
歩行補助を目的で手すりを設置される場合は、地面(床)から手すり上部までの高さは約75~85㎝がベストだと言われています。

手すりの太さ

転落や転倒の事故防止や動作補助のために手すりを設置される場合は、手すりの握りやすさというのが特に重要視とされています。
手すりの太さは直径が約2.8~3.5㎝がベストと言われており、握った時に指先が軽く触れる程度の太さが目安になります。
利用者によって太さや形は選ばなければなりません。

握力の弱い方は握りやすい円形断面、被介護者が手すりをしっかりと握るのが難しい状況であれば楕円のようなハンドレールもおすすめです。

場所と種類

生活する上で家のどこに設置するのがいいのか?
ご家庭で一番必要としている場所や、使いやすさなどを確認しなければいけません。

【水平型】

玄関や廊下、トイレなどの短い距離や歩行補助などに適している一般的な手すり
位置が低すぎるとつかまるときに不安定な体勢なってしまうため、被介護者の体の大きさを考慮して、最も使いやすい高さに設置することが重要です。

【I型(縦型)】

床に対して垂直に設置されているアルファベット『I』のような形の手すり
玄関やトイレなどに設置されていることが多く、立ったり座ったりの動作補助をするだけでなく、被介護者の姿勢を安定させるというサポートまでも行います。

【L字型】

水平型とI型が合体したアルファベット『L』のような形の手すり
立ったり座ったりの動作が多くなるトイレや浴室に適していて、公共のトイレなどにも設置されていることが多いでしょう。

【階段】

階段をスムーズに上り下りできるように、転落や転倒の事故防止をするための手すり
近年はつかみやすいように自由に曲がるタイプの手すりを設置している場所も増え、利用者の握力や階段に合わせて角度を変えることできます。
また、いくつかのタイプがあるため、その場所の環境に応じて選ぶこともできます。

【可動型】

浴室やトイレなどの壁に設置して必要な時だけ手すりを引き寄せて使用する可動型の手すり
手すりを引き出す、しまうという手間がかかってしまい、被介護者は毎回それらの動作を行なわければいけないが、車いすへの移乗のときは邪魔にならず便利です。

まとめ

いかがでしたか?
高齢者や障害者、介護者にとって必要な生活サポートアイテム。
私たちが普段から目にしている、自然と触れている手すりというのは、私たちも必要なアイテムとなっています。

家の中だけでなく外構にも設置されているご家庭も増えています。
外になるので、錆びない、防水などに気を使って素材選びや、階段もしくはスロープどちらかを決めて手すりの高さをどうするのか確認も必要です。

手すりをご検討の方は、一度お問い合わせくださいませ。

お知らせ一覧

見積もりからオーダーメイドの依頼などお気軽にお問い合わせください。
ZOOM相談や現場見積もりも可能です。

オンライン相談
現場見積もりをする

072-270-3377

受付時間 / 平日8:30〜17:30