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【意外と知らない!?】テラス・ベランダ・バルコニーの違い、メリットとは

2020.09.23

外構・エクステリア

こんにちは。
広報・マーケティング兼ライター、時々デザイナーのS氏です。

昔から耳にするワード、急上昇のワードがあります。

テラス
ベランダ
バルコニー

これらは最近、家づくりやマンション住まいなどで、必要とされているものではないかと思います。
実はそれぞれ意味や役割が違っており、家を建てる際に間違って発注しちゃうととんでもないことになります。

今回は違いやメリットなどを簡単にですが、ご紹介いたします。

覚えておくとカタログなど見た時に予算も考えやすいのではないでしょうか。

違い

テラス、ベランダ、バルコニーの違いで一番大きいのは屋根と床の構造
屋根があるかないかだけでなく、屋根と言えるのか、どの場所にあるものを指しているのかなど。

分かるようで分からない、分からないようで分かる、といったところでしょう。

テラス

建物の1階の外側に出して作られた床のこと

地面よりも少し高い位置に面していて、リビングの掃き出し窓などから繋がっていることもあります。
ウッドデッキやタイルなどの素材を使われているが多いです。

イスやテーブルなどの家具を設置し、アウトドアリビングとしても利用できます。
もちろん、屋根を設置しても問題ありません。

近年は某テレビ番組のタイトルの一部に使われていて、『シェアハウス』という意味に捉えられがちです。

ベランダ

建物から外側に張り出した屋根のある縁側

2階以上の場合は柵や塀などで囲まれています。
聞き慣れた言葉ですが、実は屋根や柵があることから、一番高級と言われているそうです。
屋根で雨や雪、日差しから守られ、さらにはセキュリティ対策にもなります。

海外では上質感を持たれています。

バルコニー

建物の外側に張り出した屋根のない手すり付きの台

上の階のバルコニーの床が庇であれば、屋根とは言えないのでバルコニーです。
建築基準法施行令で、100㎝以上の幅と110㎝以上の手すりは必須となります。

また、広いバルコニーもたまにありますが、こちらはルーフバルコニーと呼ばれています。

松田聖子さんが昔歌われた『渚のバルコニー』で、バルコニーという言葉を知った方も多いでしょう。

メリットとデメリット

今回は総合して同じようなメリットとデメリットをご紹介。

メリット

コロナ禍でステイホームが増えたことで、様々な活用方法をしている方がたくさんいらっしゃいました。

・アウトリビング
・ベランピング(グランピングのようなもの)
・スローランドリー
・ガーデニング

小さなお子さんやペット、ご夫婦で楽しく活用することで、コミュニケーションも図れる素敵な場所だと思います。

デメリット

色んな活用方法がある中で、気を付けなければいけないこともございます。

・プライバシー(主にテラス)
・定期的にメンテナンス
・直射日光が当たりやすいことも

セキュリティやプライバシーを守るためにも、目隠しフェンスや塀で視線を遮断させること。
直射日光が当たり過ぎて高温にならないために、屋根やフェンスを設置する。

などのことが必要となると、コストを抑えることは難しいでしょう。

お考えの方は一度ご相談頂けたらと思います。

まとめ

いかがでしたか?
テラス、ベランダ、バルコニーについて簡潔にまとめましたが、お分かりいただけたでしょうか?
それぞれ物や意味は違えど、活用方法はだいたい同じだと思います。

時々、テラスの変形依頼があります。
カーポートとの関係性はどうなっているのか、日光や雨を遮断するためにどのような提案をさせていただくか、ガーデニングなどはされているのかなど。
日々の生活の中でだんだん必要性の高いアイテムとなってきております。

家づくりをお考えの皆様、ぜひ記事をご参考にしていただき、素敵なお家を建ててください。

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