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【犬が走るための道の幅?】タイルやコンクリートなどで作る犬走りとは
2020.08.21
外構・エクステリア
皆さんは犬走りという言葉をご存知でしょうか?
一般的にはメジャーではない言葉なので、聞いたことがないという人は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
先ほどの方も「わんちゃんが走るやーつ?」と疑問を持たれていました。
そりゃあ、『犬が走る』なんて書いているから、数多の方がわんちゃん専用の何かって思っていたり。
(恥ずかしい話、私も知りませんでした。)
この犬走りって一体何のことでしょうか?
外構?エクステリア?これって必要なものなの?
犬走りとは?
軒下の建物の外周部に雨水が建物に浸透してこないように、地盤麺に土間コンクリートや砂利を敷き固めたもの。
特に必要なものではありませんが、雨が降った際の泥はねで基礎が汚れることを防ぐこともできます。
さらに、犬走りは平面になっているので、室外機などの設置も安定します。
色んな犬走り
上にもありますが、土間コンクリートや砂利を材料として使用しています。
どういったものがあるでしょう。
犬走りを造る際に、壁との設置や草などをコンクリートで抑えることにより、住宅基礎と土の間に雑草は映えにくくなり、少しですが虫の侵入を防いでくれます。
つまり、建物を保護してくれるのです。
防犯対策として、犬走りに玉砂利を敷くこともあり、玉砂利は音が出やすいので、外部からの侵入を妨げることができます。
実は、音の出やすい犬走り用の砂利もあるそうです。
後で庭のスペースを広くしたいなと考えている場合は、コンクリートに比べてフレキシブルに変更できるというメリットがあります。
ただし、無機質な固いコンクリートに比べて、犬や猫は砂利の方が歩きやすいようで、細かい砂利だと糞を隠すために掘ってしまい、野良猫のトイレ化となってしまう可能性があります。
そのため、犬や猫が多く住む地域では、薬品などで対策した方がいいでしょう。
家の基礎部分と同じ色のタイルを敷いて美しい犬走り。
犬走りには建物を泥はねの汚れから守る目的だけではなく、美しい外観を作るという効果もあります。
コンクリートの無機質な感じがちょっとな、、、という方は、お家との調和が取れたおしゃれな犬走りを設置すると景観も良くなるのです。
メリットとデメリット
次に犬走りのメリット、デメリットについて書いていきます。
メリット
軒下の犬走りには雨水や泥が建物に浸透、はねないように防止するための役割を担っています。
ただし、水や泥が木造住宅の建物に跳びはねてしまうと、傷んでしまう恐れがありますのでご注意を。
砂利やコンクリートで敷き詰めるため、施工部分には雑草が生えにくくなります。
しかし、施工がゆるいと草が生えてしまうこともあるので、除草シートなどを敷くと心配ありません。
コンクリートや砂利で作ることで雑草が生えにくくなるため、虫が侵入してくることも少なくなります。
デメリット
犬走りは濡れてしまうと滑りやすくなったり、湿気で蒸し暑くなる上に住宅の基礎構造が腐ってしまう可能性が可能性があります。
年月が経つと地面が沈み、犬走りは壁との間に亀裂が生じることも。
壁面と犬走りが離れてしまうだけなので、倒壊などの心配はありません。
まとめ
いかがでしたか?
まだよくわからない、、、何て思われる方も多いですよね。
実際に施工してみてもいいかもしれません。
防犯性を考えるのであれば、玉砂利をおすすめいたします。
一度、ご相談、お問い合わせくださいませ。